リターン紹介:CD「私たちの歌のキセキ」参加合唱団紹介

CD「私たちの歌のキセキ」は、東京都合唱連盟加盟団体からコロナ禍の今だからこそ届けたい合唱音源を集めたクラウドファンディング限定のCDです。(全10~15種類程度の作成を想定しています。)

東京都合唱連盟クラウドファンディングプロジェクトの趣旨に賛同いただき、音源を提供してくださった合唱団は、下記124団体となりました。
各合唱団の曲目一覧やCDの詳細については、順次公開いたします。
どうぞ楽しみにお待ちください。

CD「私たちの歌のキセキ」参加合唱団一覧(50音順)

• あい混声合唱団
• あけぼの
• 安積フィメールコール東京
• アミーチ・デル・カント≒146
• Ensemble Evergreen
• アンサンブル濤音-tone-
• アンサンブル・フェリーチェ
• Ensemble Flow
• アンサンブル リモーネ
• いらか会合唱団
• インターカレッジ女声合唱団Voces Fidelis
• インターカレッジ男声合唱団Voces Veritas
• N.F.レディースシンガーズ
• Ever Green Voce
• エルフェ女声合唱団
• 桜友女声合唱団
• 大久保混声合唱団
• 大妻中野中学校・高等学校合唱部
• Gaia Philharmonic Choir
• 合唱集団〜宴〜
• 合唱団あたらよ
• 合唱団お江戸コラリアーず
• 合唱団ぬっく
• 合唱団ひぐらし
• 合唱団まるめろ
• 合唱団WAKAGE NO ITARI
• 合唱団わをん
• かなで女声合唱団
• CANTUS ANIMAE
• 菊華アンサンブル
• 樹の会ユースクワイア〜奏〜
• くりの実会
• グローリア女声合唱団
• クロスロード「Shu」
• 慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
• こいうた企画
• 幸福の科学合唱団アンサンブル・カンティアーモ
• コーラス・インフィニ☆
• Chorus ST
• コール・オアーゼ
• コール・シャンティー
• Goldbächer Männerchor
• コールなかはら
• コール・フロインデ
• Coro Oración
• 國學院大學久我山中学高等学校女声合唱部
• 混声合唱団板橋アルモニー
• 混声合唱団”えん”
• 混声合唱団CanTiamo
• 混声合唱団漣
• 混声合唱団四季
• 混声合唱団鈴優会
• 混声合唱団麗鳴
• Combinir di Corista
• The Harmonix
• The Vocal Group “Lilycal”
• The Ladies’ Vocal Artists Antheia
• 志おん女声合唱団
• 室内合唱団VOX GAUDIOSA
• シャンテ・キャトルヴァーン
• 松庵小学校PTAコーラス ぽむdeぱん
• 女声アンサンブル桜組
• 女声合唱団「ヴォーチェ」
• 女声合唱団「楽-GAKU-」
• 女声合唱団かざみ
• 女声合唱団キャメル
• 女声合唱団コール・サルビア
• 女声合唱団コーロ リブレ
• 女声合唱団ジュディ
• 女声合唱団ぴゅあはーと
• 女声合唱団 ゆめの缶詰
• 女声合唱団ル・ランディ
• しらたま
• 白浜坂高校合唱同好会
• 粋声
• Stella Mariano
• 世田谷区民合唱団
• 玉川グリーンハーモニー
• 男声合唱団リーダーターフェル ジルヴァーナー1995
• 中央大学混声合唱こだま会
• TGY合唱団
• 東京ウィメンズ・コーラル・ソサエティ
• 東京嚶鳴女声合唱団
• 東京ガスコーラス部
• 東京工業大学混声合唱団コール・クライネス
• 東京女声合唱団
• 東京東音会合唱団
• 東京都立新宿高等学校音楽部
• 東京都立大学エリカ混声合唱団
• 東京都立武蔵高等学校・附属中学校合唱部
• 東京楠声会合唱団
• 東京フラウエン・カンマーコール
• 東京レディースコンソート“さやか”
• 豊島岡女子学園高等学校コーラス部
• 日本女子大学合唱団
• 練馬区立大泉中学校コーラス部
• 練馬児童合唱団
• 野ばら会
• 登戸混声合唱団
• パウゼ
• はむら女声コーラス
• はるか
• 日野市立日野第三中学校合唱部
• 福の会
• Brilliant Harmony
• プロビーズ&Cha-Cha
• 豊昭学園合唱部
• 町田市民合唱団
• 松原混声合唱団
• みつる合唱団
• Mu Project
• 明治大学グリークラブ
• 目黒日本大学中学校・高等学校合唱部
• メンネルコール広友会
• ラ・ラ・ラようが
• 立正大学グリークラブ
• 臨海混声合唱団
• ルミエール・ドゥ・ソレイユ
• ルンデM
• レディース ・コア翠
• Rose Quartz
• Y・Kクランツ
• 早稲田大学コール・フリューゲル
• 早稲田大学女声合唱団

リターン紹介:合唱演奏会開催サポート

本コースをご支援いただくと、支援者様が開催する合唱演奏会に、経験豊富な都連理事団体のメンバーがロビーマネージャー・ステージマネージャーとして伺います。

東京都合唱連盟では、これまで数多くの全国大会を主管し、運営してきました。

そのため、演奏会運営のための豊富なノウハウが連盟内に蓄積されており、連盟理事団体内には、敏腕ロビーマネージャー・ステージマネージャーを数多く抱えております。

<直近の東京都合唱連盟の主管事業>

・2021年度第74回全日本合唱コンクール全国大会小学校部門(第3回全日本小学校合唱コンクール全国大会) @所沢市民文化センターミューズ (予定)
・2019年度第72回全日本合唱コンクール全国大会小学校部門(第1回全日本小学校合唱コンクール全国大会) @新宿文化センター
・2017年度第70回全日本合唱コンクール全国大会 @東京芸術劇場
・2017年度こどもコーラス・フェスティバル(第31回少年少女合唱祭全国大会) @文京シビックホール
・2014年度こどもコーラス・フェスティバル(第28回少年少女合唱祭全国大会) @昭和女子大学人見記念講堂昭和女子大学人見記念講堂
・2013年度こどもコーラス・フェスティバル(第27回少年少女合唱祭全国大会) @昭和女子大学人見記念講堂昭和女子大学人見記念講堂
・2012年度第44回全日本おかあさんコーラス全国大会 @文京シビックホール
・2011年度こどもコーラス・フェスティバル(第25回少年少女合唱祭全国大会) @昭和女子大学人見記念講堂昭和女子大学人見記念講堂

コロナ禍においても、いち早く事業を再開いたしましたので、新型コロナウイルス対策に関するご相談も承ります。
全日本合唱連盟が策定した「合唱活動における新型コロナウイルス感染症拡大防止のガイドライン」に則った演奏会運営をサポートさせていただきます。

また、演奏会当日のサポートだけでなく、事前のホール打ち合わせに関するご相談も承ります。
昨年、演奏会運営を経験できなかった学生合唱団へのノウハウ伝授もいたしますので、ぜひご活用ください。

OB会が、現役学生団体にプレゼントするというリターン活用方法もあるのではないかと思います。

限定数のみのご用意となっておりますので、お早めにお申し込みください。

リターン紹介:都連個人理事による合唱レッスン

本コースをご支援いただくと、東京都合唱連盟個人理事である合唱指揮者(相澤直人、清水昭、清水敬一、辻秀幸、松下耕)が、あなたの合唱団の合唱レッスンに伺います。(レッスン時間は最大2時間)
また、 東京都以外の合唱団や東京都合唱連盟非加盟合唱団であっても伺います。
(講師謝礼以外の練習会場代などの練習に関する諸経費、講師の交通費・宿泊費等は支援者様のご負担となります。)

50,000円のコースでは1名、80,000円のコースでは2名の理事が指導に伺います。
特に、80,000円のコースでは2名の理事が同日同時間帯に伺いますので、普段では実現しないプレミアレッスンとなること間違いなしです。
(いずれのコースも、講師の指名はできません。)

レッスンの実施時期に関しては、ご要望をうかがいます。(オンラインでのレッスンも可能です。)
いずれのコースも限定数のみのご用意となっておりますので、お早めにお申し込みください。

東京都合唱連盟個人理事(50 音順)

相澤直人
清水昭
清水敬一
辻秀幸
松下耕

事業紹介:Tokyo Choral Festival 2021

2021年6月6日、「Tokyo Choral Festival 2021」を開催いたしました。
この時期は、例年ですと、「全日本おかあさんコーラス東京支部大会」を行っています。
全国大会の予選にあたり、2日間で約80ものおかあさんコーラス団体が、思い思いの衣装に身を包み、美しい歌声で聴く人々を楽しませてくれます。
今年は新型コロナウィルスの影響で、4月末に3回目の緊急事態宣言が発出され、おかあさんコーラス東京支部大会は中止が決定してしまいました。
昨年も中止だったので、2年連続の中止です。(※この時点では、全国大会は開催予定でした。)
このままでは、歌う場がずっと失われてしまう。
歌うことは、生活のために欠かせないこと。
東京都合唱連盟は、「歌う場を提供すること」を使命に活動してきました。
この2年、沢山の「歌う場」が失われました。
おかあさんコーラス大会に申し込み、ホールで歌えることを楽しみにしている方々に場を提供したい。
何とかして歌う場を提供できないか。

委員会での熟慮の末、特別事業として、「Tokyo Choral Festival 2021」を開催し、おかあさんコーラス大会に申し込みをされた団体に出演してもらうことにしました。
おかあさんコーラス大会とは別のイベント、フェスティバルにすることで、出演者の皆さんの体調やご家族のご意向を考えて、出演を選択できるようにしました。
検温や消毒はもちろんのこと、リハーサルや更衣の時間をなくして接触機会を減らしました。
2021年6月6日、25団体の合唱団が集まりました。場所は、府中の森芸術劇場どりーむホール。

感染対策を万全にし、入場します。

いよいよ本番です。
客席から舞台袖に、合唱団のメンバーが移動してきます。
更衣なしの制約の中、ある団体は統一された衣装、またある団体は、トーンを揃えた私服での参加。
いろいろな工夫をして、この舞台に臨まれていました。
静かに出番を待ちます。
そして、ステージへ。

出演者の皆さんの、「やっと歌える!」といううきうきした顔。
会場に響き渡る、美しい歌声!
待望の瞬間でした。
客席から、惜しみない拍手が送られました。
久方ぶりに、生の歌声を聴ける喜びを感じられた方も多かったでしょう。
偶然にも、全団体が異なる曲を演奏するという、選曲の豊かさも魅力的でした。
全団体が演奏を終えたのち、
簡単な閉会式を行い、解散となりました。
歌う場を、そして聴く場を提供できてよかった、と心から思える一日となりました。

執筆:CANTUS ANIMAE 佐藤伸行

事業紹介:春こん。2020・2021

春のコーラスコンテスト(通称春こん。)は、毎年2月から3月にかけて4日間に渡って、開催しています。

春こん。は部門が様々あることが特徴です。学生団体を対象としたSchool Choir Contest (ジュニアの部、小学校の部、中学校の部、高等学校の部)と、一般団体を対象としたVocal Ensemble Contest(ルネサンス・バロック部門、宗教音楽部門、フォルクロア部門、ジャズ・ポップス部門、クラシック・ 現代音楽部門(指揮あり・指揮なし)、ユースの部)の2種類のコンテスト、計10部門に分かれています。例年200団体近い合唱団が自分達の特徴にあった部門を選び出演しております。

【春こん。2020】

2020年2月後半は新型コロナウィルスの感染が日本にも広がりつつある時期でした。春こん。2020の一般の部は丁度この時期にあたり、連盟として開催できるのか議論が続きました。当時検証実験もされておらず、一体どうすれば感染を予防できるのか、日々情報が変わる中、私たちが出した結論は「開催」。歌う場所を守るという、都連の使命を全うするための決定でした。

コンクール当日は辞退する団体も数多くありました。そのような状況下でも、出場した団体からは「開催してくれてありがとう!」 との声を沢山いただきました。その後、一回目の緊急事態宣言が発令されホールや練習会場が使用禁止となり、たくさんのイベントが中止となりました。春こん。2020を開催できたのはギリギリのタイミングでした。

【春こん。2021】

2021年の春こん。も、すんなり開催とはいきませんでした。2月に予定していたSchool Choir Contest は緊急事態宣言下の日程となり延期。出演できなくなってしまう団体もありましたが、その後、幸運にも4月に日程を変更し、延期開催することができました。

学校関係の団体はこの1年間コンクールもなく、 学内イベントでも歌うことができなかったとの声を多く聞きました。学校の仲間と歌うという取り戻せない 1 年を失っていました。春こん。はそんな学生たちの演奏の場となれたのではないかなと。

会場は瑞々しい歌声と、拍手、笑顔で溢れていた。この場所を守るために活動してきたのだと、実感できる一日でした。新型コロナウィルス感染拡大から、春こん。を中止せずに2回開催できて、沢山の笑顔と出会えたことは、スタッフ一同の心の支えとなっています。

執筆:Gaia Philharmonic Choir 坂井聡大

東京都合唱連盟の75年:誕生とあゆみ

東京都合唱連盟の75年を全4回にわたってご紹介します。今回は第1回です。

東京都合唱連盟の前身である関東合唱連盟は1946年2月11日に発足しました。前年8月に14年間に及ぶ戦争が敗戦という形で終結してからわずか6カ月後、街には空襲による焼け跡が拡がり、アジア各地からの引揚が続き、社会の混乱が続く中でのスタートでした。戦前から戦中にかけて活動した国民音楽協会が基礎になっていたとしても、現在と比べてコミュニケーション手段が限られるなかでの合唱界の組織化がいかに大変だったか想像できます。

朝日新聞社にはこの時期から事業の共催、事務所の提供など合唱連盟への大きな支援をいただいています。

関東合唱連盟はこの年の7月に第1回関東合唱祭を、11月には第1回関東合唱コンクールを開催して活動を開始しました。コンクールの部門別第1位は「男女中等学校之部」が都立桜町高等女学校、「大学高専之部」が早稲田大学グリークラブ、「一般之部」が東京リーダーターフェルフェラインでした。現在の東京都合唱祭、東京都合唱コンクールはここをスタートとしています。「関東」と名乗っていますが実質は東京の指導者、合唱団中心の組織でした。

1948年11月にそれまでに結成された、関東、関西、西部(九州)、東海(中部)の4連盟を代表する合唱団によるコンクール全国大会が開催されると共に全日本合唱連盟の設立総会が開かれました。

その後も、ブロック合唱連盟の結成、県別の連盟の発足とブロック連盟への加入が全国に拡がって行きました。

このような動きの中で関東合唱連盟の傘下に東京都合唱連盟が設立されたのは1958年でした。第13回コンクールは関東合唱コンクールへの代表を選ぶ都大会となりました。

そして、1961年には東京都合唱連盟は関東合唱連盟から分離してブロック連盟となりました。東京中心となっていた合唱の普及・発展を関東全域に拡大することを意図したものであったと思われます。

1970年に全日本合唱連盟は法人化し、ブロック合唱連盟は「社団法人全日本合唱連盟」の支部に改編されました。東京都合唱連盟は「東京支部」としての役割と都府県地域合唱連盟(県連)としての役割を合わせ持つことになりました。その後は組織的な大きな変更はなく現在に至っています。

【歴代理事長】
旧関東合唱連盟

1946年     木下 保  声楽家、慶応義塾ワグネルソサエティー男声合唱団、日本女子大学合唱団などを指揮(1982年没)
1947~1952年  外山国彦  声楽家、音楽教育家、(1960年没)
1953~1954年  矢田部勁吉 声楽家、音楽教育家、国立音楽大学創設者の1人(1980年没)
1955年     岡本敏明  作曲家 (1977年没)
1956~1961年  津川主一  教会音楽家 外国曲の訳詞が多い(1971年没)

東京都合唱連盟

1958年、1962~1966年 清水 脩 作曲家「月光とピエロ」など、カワイ出版社長(1986年没)
1959~1960年 東京都民合唱団(代表・沖不可士) 
1961年     沖 不可士 チェロ奏者 指揮者 (1976年没)
1967~1969年 石井 歓 作曲家 「枯木と太陽の歌」など(2009年没)
1970~1973年 磯部 俶 早稲田大学グリークラブなどを指揮、作品「遥かな友に」など(1998年没)
1974~1979年 湯山 昭 
1980~1983年 外山浩爾 
1984~1997年 辻 正行 大久保混声合唱団などを指揮(2003年没)
1998~2003年 岸 信介
2004~2009年 片野秀俊
2010~2015年 金川明裕
2016年~    清水敬一

執筆:松原混声合唱団 野村維男