プロジェクト紹介:合唱の灯を絶やさぬために

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今、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、合唱文化が未曽有の大打撃を受けています。相次ぐ演奏機会の喪失は、これまで受け継いできた合唱の灯を吹き飛ばしてしまう勢いで合唱文化を縮退させています。

東京都合唱連盟でも、昨年春より多くの事業を中止しましたが、歌う場所・聴く場所を提供し続けるために、秋以降事業を再開しました。しかし、参加者数の大幅な減少に伴い、2020年度は約825万円の赤字決算となり、連盟活動を存続させることが非常に厳しい状況に直面しております。

“合唱の灯を絶やさぬために”、我々の活動にぜひご支援を賜りたいと思います。

参加者前年度比88%減&赤字825万円で東京都合唱連盟存続危機!
それでも東京都合唱連盟では歌う場所を提供し続けます。

東京都合唱連盟では、毎年、東京都合唱コンクール、全日本おかあさんコーラス東京支部大会、東京都合唱祭をはじめとした様々なイベントを企画・運営しています。

そんな中、新型コロナウイルス感染症の拡がりに伴い、東京都合唱連盟では、2020年5~9月に開催予定であった3つのイベントの中止に追い込まれました。

このような状況下でしたが、合唱活動を愛する方々の「歌う場所・聴く場所」を確保するために、2020年10月から2021年4月にかけて4つのイベントを開催し、2020年度は計2,000名の方に「歌う場所」、計1,000名の方に「聴く場所」を提供しました。

しかし、各種イベントへの参加者は前年度比約88%減となり、2020年度は約825万円の赤字決算という結果に。

そこで、2021年度は各イベントの開催日数を減らすなどの対策を検討し、全事業で黒字化する予算を策定しましたが、3度目4度目の緊急事態宣言により6−7月に実施予定のイベント参加者数が減少し、現時点ですでに400万円相当の減収が見込まれています。

次年度以降に継続的にイベントを実施していくことが困難な状況になった今、クラウドファンディングで支援の輪を広げ、皆様のお力をお借りしたいと考えております。赤字額の補填及び次年度以降のイベントを継続実施するための運転資金を確保するために、お力添えをどうぞ宜しくお願い致します。


74 年にわたり合唱の「歌う場所・聴く場所」を提供!

東京都合唱連盟は、「合唱音楽の普及、発展並びにその啓蒙を図り、もって社会の文化向上に寄与する」という目的を掲げ、前身である関東合唱連盟として1946 年に発足しました。

東京都で活動するアマチュア合唱団と合唱音楽の専門家が協力して、合唱音楽の普及と発展のために、様々な事業を行っています。

会員はジュニア、小学校、中学校、高等学校、大学、職場、一般の合唱団、個人の各ジャンルにわたり、現在約400会員、構成員数は約12,000名に達しています。

東京都合唱連盟では、毎年多くの事業を開催しており、2019 年度には加盟・非加盟合わせて約16,500名の方に出演者として参加いただきました。

このように、東京都合唱連盟は、声種・年代を問わず幅広いジャンルの合唱の歌う場所・ 聴く場所を提供することで、合唱文化を繋いできたのです。

<東京都合唱連盟で主催している主な事業>
・全日本おかあさんコーラス東京支部大会(5-6月)
・東京都合唱祭(6-8月)
・東京都合唱コンクール(9-10月)
・シルバーコーラスフェスティバル(10月)
・東京男声合唱フェスティバル(11月)
・東京春のコーラスコンテスト(2-3月)
・合唱ワークショップ(随時)
・野外合唱コンサート(随時)

安全に合唱ができる場を提供するためにガイドライン策定&4つの事業開催!

新型コロナウイルス感染症の拡がりに伴い、公共施設やホールの使用停止が相次ぎ、多くの合唱団において合唱活動の継続が困難となりました。そのような状況においても、合唱活動を継続するために、東京都合唱連盟では2020年6月に「新型コロナウイルス感染症影響下での合唱練習再開ガイドライン」を策定いたしました。

また、2020年8月には全日本合唱連盟と共同で、「合唱活動における飛沫に関する実証実験」を実施し、多くの皆様が安全に合唱活動ができる方法を模索してきました。

策定したガイドラインに則り、2020年10月に府中の森芸術劇場にて、中止したイベントの代替として特別事業”Tokyo Choral Festival 2020”を開催し、約1,000名の方に参加いただきました。出演者・お客様・スタッフの検温・消毒はもちろんのこと、更衣などの接触機会を減らす、舞台上でも出演者間の距離が保たれるような立ち位置を指定するなどの万全の対策を期して、コロナ禍での事業を成功させることができました。


さらに、シルバーコーラスフェスティバル、男声合唱フェスティバル、春のコーラスコンテストを開催し、2020年度は計2,000名の方に出演者として参加いただきました。

コロナ禍で事業を開催するにあたり、多くの皆様・観客の皆様から、開催したことへの感謝の言葉をいただき、合唱の歌う場所・聴く場所が求められていることを再認識いたしました。

東京都合唱連盟は、コロナ禍を乗り越え、これからも皆様に歌う場所・聴く場所を提供してまいります。

リターンについて

ご支援は3,000円から受付いたします。

金額に応じて、 CD 「私たちの歌のキセキ」(※1)、2022年度東京都合唱連盟主催事業ご招待券(※2)、東京都合唱連盟理事(相澤直人、清水昭、清水敬一、辻秀幸、松下耕)による特別レッスン無料権等をお贈りいたします。詳細はリターンの一覧をご覧ください。

1 CD「私たちの歌のキセキ」は東京都合唱連盟加盟団体100団体以上から、コロナ禍の今だからこそ届けたい合唱音源を集めたクラウドファンディング限定のCDとなります。現在製作中であり、8月下旬を目処に種類数(全10~15種類程度を想定)・内容を「活動報告」やSNSで公開させていただきます。CDの種類はランダムでプレゼントいたしますが、複数口お申し込みの方には別種類のものをお送りいたします。

※2 東京都合唱連盟が2022年度に主催する以下の事業にご招待いたします。(10,000円の“都連主催事業1つご招待コース”では以下のうち1つ、20,000円・40,000円のコースでは以下のすべての事業にご招待します。)

・全日本おかあさんコーラス東京支部大会
・東京都合唱祭
・東京都合唱コンクール
・シルバーコーラスフェスティバル
・東京男声合唱フェスティバル
・東京春のコーラスコンテスト


資金の使途

いただいたご支援は、以下に使わせていただきます。
・事業運営費(会場費、印刷費、講師謝礼費など)
・事務局運営費(人件費、印刷費など)
・リターンの作成費・郵送費
・クラウドファンディング手数料

想定されるリスク

2022年度開催予定の事業について、変更が生じる可能性がございます。
また、CDの作成状況によっては、リターン提供時期が予定よりも遅くなる可能性もございます。
変更事項が生じた場合、「活動報告」やSNSで事前にご報告させていただきます。

さいごに

ここまでお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
東京都合唱連盟は、これからも皆様に歌う場所・聴く場所を提供し続けるために、合唱の灯を絶やさぬために活動して参ります。どうか温かなご支援をお願いいたします!